先行投資

 本日は、企業が未経験者を採用する理由をよく表したツイートを見つけたので紹介します。

 このドンゾコさん自身も未経験からエンジニアに転向された方で、影ながら応援してきました。

 ツイートに書いてあるとおり、先行投資のために未経験者を採用するのです。

 実のところ、企業側は経験者を雇った方が教育コストもかかりませんし、確実に戦力になることも見込めます。

 それでもあえて先行投資で未経験者を採用する会社は少なくありません。

 では、なぜ先行投資としてあえて未経験者を採用するのか?私は二つ理由があると考えています。

(1)あえて異分子を入れることで、組織を活性化させる

 同質な人材ばかり集めると、管理は楽でしょう。

 ただ、そのような均一な組織には致命的な欠点があります。それは、「もろい」ことです。

 具体的には、同質な人材ばかり集めた均一な組織だと、メンバーの考えも似たり寄ったりになってしまって、視野が狭くなりがちです。変化の早い昨今では、そのことは大きなマイナスに働きかねません。

 だからこそ、統制を取りつつあえて異分子を一定数入れて多様性を持たせることが有効です。

 未経験者も、その異分子としての働きが期待されているのです。

 それに、人材を育てる経験は、既存の社員、ひいては組織全体の成長に大きく繋がります。まともに人材を育てられる組織は、それだけ優れた組織と言えるのです。

(2)前職での経験を生かしてもらう

 特に自社開発企業ですと、前職がその会社の商品に大きく関わる業種、職種であるならば、間違いなく重宝されます。

 例えば、フィンテックの会社だったら、銀行や証券会社で実務経験がある人だったら多少技術力が低くても欲しがる会社はきっとあるでしょう。

 その場合、会社は金融業界での実務経験を評価しているのです。実際、地方銀行から楽天やLINEなど金融ビジネスも手掛けるIT企業に転職する若手職員は非常に多いと聞きます

 また、そうじゃなくても社会人経験があるだけで、多かれ少なかれビジネスマナーを学んでいるでしょうから、その点でも新卒より教育コストを抑えられる人材として期待されるのです。

 このように、企業側にも先行投資として未経験者を採用するメリットは少なからずあります。

 後は、将来大きなメリットをもたらしてくれる先行投資と判断してもらえるように、学習を進めて学習意欲や自走力などを示すのみですね!

アルケミスタK