自社開発正義と言われる本質的な理由

 昨日の記事では、Web業界は4つに分けられ、そのうち自社開発が一番花形と言われるとお話ししました。

 一般には、自社開発はモダンな技術を使える可能性が高いとか、給料がいいとか言われますが、今日はその本質的な理由を述べます。

 結論から言いますと、完成品を作る元請けだからです。元請けなので、スケールさせることがより自由自在で、自分の都合で取り分を調整できる余地が大きいんです。

 先日自動車メーカーなどに派遣で勤務している方とお話ししたのですが、自動車業界では部品メーカーより完成車メーカーの方が給料がいい傾向があるそうです。

 部品メーカーでも、大きな会社は本当に大きくて、例えばデンソーは売上が5兆円以上なのに対し、いすゞ自動車は2兆円弱です。それでも自動車メーカーの方が給料がいいと言います。

 部品メーカーだって下請けだって、どうしても中抜きされてしまって旨味が少なくなるのは避けられないんですよね。下流工程より上流工程の方が旨味が大きいのも事実としてあるんですが、同じ理屈ですよ。

 このように、自分が今着こうとしてる仕事がどのような立ち位置かは、絶対に把握しておきたいポイントです。同じなら自分が有利になる立ち位置を確保したいですよね。

 また、会社選びでもこの考えは重要で、自分がその会社で着きたい立ち位置は、その会社で有利かは押さえておきたいですね。

 その会社の主力商品は、技術とサービスどちらをウリにしているのかとか、決裁者の近くにある部署はどこかとかをよくよく調べていけば、自ずと自分が着こうとしている立ち位置は有利か見えてくるはずです。もちろん、決裁者の近くの方が有利です。

 まあ、そう考えると自社開発には魅力的な面は確かにあるんですが、私は特に未経験者が盲目的に自社開発にこだわることには疑問を感じています。それは次回詳しくお話ししますね。

 では、明日もお楽しみに。

アルケミスタK

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